今回の合同練習会にはメジャースカウトも参加可能だったが、事前の登録者はゼロだった。そもそもコロナ禍によってメジャー球団のアマ選手に対する熱は例年ほどではなかったという。米球界関係者の話。
「メジャースカウトは今年の春先から夏にかけて、日本でのスカウト活動を禁止された。違反すれば重大な罰則を科されることになります。アマチュア選手は基本的にカバーし切れないし、かつての大谷(現エンゼルス)や、去年の佐々木朗希(現ロッテ)クラスの大物もいないと聞いた。だったら、すでに実力を把握しているプロ野球選手の獲得を優先するという判断ですよ。今年に限っては高校生に対し、こちらから積極的に動くことはありません」