今季も巨人には最後まで悩ましい「日本シリーズ捕手問題」
「こんな時こそ経験豊富な小林の出番なんですが、先月の二軍戦で右手人さし指を骨折。今季2度目の骨折でシーズン中の復帰は絶望的です。そこで炭谷に次ぐ第3捕手扱いだった岸田が浮上した。シーズン最終盤にきて、日本シリーズで先発する可能性がある畠、戸郷、高橋とコンビを組ませたのは、テストの意味合いが強い。肩、捕球、リードといった守備面、打撃を含めた総合力が評価されている捕手ですから」(チーム関係者)
昨季ソフトバンクに4タテを食らった日本シリーズへ向けた試合を“消化”している巨人。昨季まで正捕手だった小林がなかなか一本立ちできないことで揶揄されてきた「捕手問題」に、今季も最後まで悩まされることになりそうだ。