マー君ら日本人選手は試練…財政難でスケベ根性が命取りに
メジャーのFA市場は大物選手の交渉を優先するのが一般的だ。彼らに比べれば格下である日本人選手の交渉は後回しにされた上に好条件でのオファーは望むべくもない。球団との交渉は代理人の手腕にもかかっているが、条件をつり上げようと必要以上に欲をかいてゴネれば、移籍先が決まらないリスクは十分にある。
2018年オフには、メジャーを代表する守護神キンブレル、2015年のサイ・ヤング賞左腕カイケルの大物2人がオフの間に合意に達しないままシーズンに突入。2人の移籍先が決まったのは、古巣への補償(ドラフト指名権など)が発生しない6月のドラフト会議終了後だった。
移籍先探しには妥協も必要だ。