佐々木朗希は現状維持 OB明かす“一軍ローテは3年後”の根拠
バリバリ働けるようになるまでには、まだ時間がかかりそうだ。
14日、ロッテの佐々木朗希(19)が契約更改。現状維持の1600万円でサインした。
昨年のドラフトで4球団競合の末にロッテ入りした163キロ右腕は今季、一、二軍ともに登板機会がなかった。当初は4月、5月あたりの一軍デビュープランもあったが、コロナ禍で白紙に。5月末、初のシート打撃登板で160キロをマークしたものの、直後に自ら体の張りを訴え、ペースダウンせざるを得なくなった。
佐々木は大船渡高3年生だった昨年4月、U18合宿で163キロを投げた際、「すごく緊張して変な力が入った」と話し、その後、右腕など体に張りが出たという。その時と似たような状況だったようだ。
佐々木はこの日、フリー打撃に登板後は投球フォームなど細かい部分を見つめ直したとした上で「投手は繊細なので、そういうところを自分のものにしたかった」と話した。同じく超高校級右腕と称されたヤクルトのドラ1右腕・奥川は、右肘の炎症などに悩まされた一方で、今季最終戦となった11月10日に一軍デビューを果たしたが、さるロッテOBが言う。