全豪テニスはコロナで2月開幕 日程ズラせない東京五輪は?
まずは全豪だ。
男子プロテニス協会のATPは16日、2021年2月までの日程を公式サイトで発表した。1月18日開幕予定だった全豪オープンは、3週間遅れの2月8日開幕。予選は1月10日から国外のドーハで行われる。
全豪に出場する選手は現地で14日間の隔離措置があり、外出は大会会場と練習会場に限られる。8月にコロナに感染して全米オープンを欠場した錦織圭も出場する。
全豪以後のツアー日程は後日発表されるが、欧米ではコロナの感染は終息せず、全仏、ウィンブルドン、全米だって予定通りに開催されるかわからない。
コロナの感染状況は東京だってひどい。17日の感染者数は新たに822人と発表された。1日あたりの感染者数としては16日の678人を大幅に上回り、2日連続で過去最多を更新。コロナとの戦いはまだまだ続く。東京五輪の開幕は7月23日。組織委員会も東京都の小池知事も、オリンピックができると本気で思っているのだろうか。