2020年シーズンは無観客で集中力を持続させる難しさを痛感
大学生にもプロに交じってツアーで戦えるだけの技術はあり、ギャラリーが見ている中でもスコアを出せるか、会場の雰囲気に慣れるかだけの問題でした。それも無観客開催でいい経験を積むことができたと思います。
女子ツアーが黄金世代、プラチナ世代と若手が席巻しているように、男子ツアーもこれから伸び盛りの若手が大会を盛り上げてくれそうです。
■松山の米6勝目への課題は「パットが入るか」だけ
さて、米ツアーで戦う松山英樹、畑岡奈紗は今年は未勝利に終わりましたが、レベルの高いフィールドでいつ勝ってもおかしくないだけの実力を備えています。あとは「パットが入るか」だけの問題です。
プロにとって毎週芝の違うグリーンで、常に同じようにパットができるわけではなく、最善のパットを探し求めています。
芝1本のツキがなかった、一筋の違いで入らなかった、という解説を聞いたことがあると思いますが、「運、不運」を言っている時は打ち損じでしかありません。