大谷二刀流復活を後押しする日系人捕手スズキの「選球眼」

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 今季、投打の二刀流復活を目指すエンゼルス・大谷翔平(26)が、新たな伴侶を得た。

 1年150万ドル(約1億5500万円)で入団が決まった日系人捕手カート・スズキ(37)のことだ。今季、メジャー15年目を迎えるベテラン捕手は出身地ハワイの地元メディアの取材に、主砲トラウト、二刀流大谷らとプレーすることに「とてもワクワクしている。楽しみでしかたない」と話した。

 ミナシアンGMによれば、正捕手スタッシに次ぐ2番手捕手の位置付け。スタッシは昨季終了後に手術した腰の回復が遅れており、開幕に間に合わなければ、当面はスズキがスタメンマスクをかぶる可能性もあるという。

 本人は「これまで経験してきたことをクラブハウスで伝えるのが自分の役割」と話しているが、マスクをかぶった際のパフォーマンスも捨て難い。

 一発のある捕手(通算133本塁打)として定評があるものの、これまでプレーした4球団では、いずれもエース級の専属捕手を務めてきた。昨季まで所属したナショナルズではシャーザー、ストラスバーグのサイ・ヤング賞と最多勝の両右腕とバッテリーを組んだ。2019年には、2人の右腕から好投を引き出し、球団史上初の世界一に貢献した。

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