巨人桑田コーチ補佐“先発135球”指令の波紋 何人できるか?
巨人の桑田真澄一軍投手チーフコーチ補佐(52)が先週末にテレビ出演し、先発投手に「完投指令」を出したことで、波紋が広がっている。
「一軍から三軍まで全部見て欲しいと言われている」と「コーチ補佐」というより「巡回コーチ」であることを明かし、「先発(投手)は中6日、7日の時代。なぜ完投しないのかが、よく分からない」と疑問を呈した。さらに「僕はよく球数制限って言いますけど、あれは学生に対して。学生、学童野球は成長期だから球数制限が必要。20歳を過ぎて成長してるわけで、ここはしっかり135球を目指して投げてもらいたい。かなり厳しくなると思う。選手からクレームが出るかも分かりませんが、しっかりついてきてもらいたい」と先発投手に注文を出したのだ。
■原監督と類似する投手理論
実はこれ、原監督の理論でもある。「よく100球って言うけど、それはメジャーの中4日の時。日本は中6日なんだから、130球か140球は投げてもらわないと」が持論である。
巨人のある投手は「桑田さんは、試合はもちろん、練習でも球数制限だったり、少ない中で効率良くやるのかな、みたいなイメージがあったんですけど……」と驚きを隠せない。