原監督が新助っ人に“ぶっつけ開幕”指令でフロント戦々恐々
■去年もスカウト部長が更迭
昨季は新加入のパーラが打撃不振などで1年を通じて働けなかった。さるチーム関係者がこう言う。
「原監督はスポーツ報知の新春インタビューで『今回に関しては、失敗は許されない。僕も関与したし、コーチにもVTRを見せて決めた。相当なる覚悟で彼らを選んだ』と話している。ただ、去年もスカウト部長が更迭されたり、フロント人事がコロコロ代わっている。監督は自ら責任を取るような言い方をするけど、オーナーのお墨付きがありますから」
2018年オフ、山口オーナーは原監督を呼び戻す際、「チームに関しては監督に全てをお任せする。編成の方針に関しても監督の意向を完全に尊重しようと思う」とした上で「責任を監督に丸投げすることはない。獲得に関しての最終責任はフロントが背負う」と話しているのだ。
ただでさえ“当たらない”助っ人補強に、コロナ禍の事情も重なるだけに、獲得に関わった職員は早くも戦々恐々のようだ。