【Lesson3】肩甲骨の可動域を広げ、柔軟性を取り戻す
スキャプラ90度内旋外旋
背筋を伸ばして立った状態で両手を前に伸ばし、肘を90度、曲げてください。
目の前で両肘をくっつけ、手のひらを合わせます。肘の位置は肩と平行の高さ。90度の角度を保ち、両手を外側に向けながら両腕を頭の後ろ側へ行くくらいまで開きます。胸を張った状態になり左右の肩甲骨の上部が引っ付く感じになります。
そして、同じように肘の位置や角度を保ちながら、肘と肘がくっついた状態へと戻していきます。10回3セットが目安です。
ちなみに、野球界では、特に投手が肩甲骨のエクササイズに取り組みます。投手はボールを投げれば投げるほど、肩甲骨が縮まるからです。ツインズの前田健太投手がルーティンとして行っている「マエケン体操」も、肩甲骨の可動域を広げるエクササイズのひとつです。
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6回にわたり、12のエクササイズを紹介してきました。体を整え、上半身、下半身を動きやすくすることで、運動不足が解消され、健康的な体をキープできます。無理のない範囲で、地道に取り組みましょう! =おわり