メジャーは高年俸選手をバッサリ…逆に過保護な日本の甘さ

公開日: 更新日:

 巨人陽岱鋼(34)は5年総額15億円で今年契約最終年を迎えるが、昨季は二軍で飼い殺しのような状態が続いた。彼らがいる分だけ他の選手のチャンスやベンチ入り枠、支配下登録枠も減るのだから、結果としてお荷物になっているのは否定できない。

「日本球界がドライになれないのは社会の終身雇用制も影響しているのだと思います。支払う年俸のモトは取れないと分かっていながらも、ファンのため、記録がかかっているからとズルズルと使ってしまうのです。あるいは大金をつぎ込んで失敗した責任を取りたくないという思惑もあるかもしれません。しかし、メジャーでは球団もファンも、選手を『時価』で評価するのでこんなことはない。どんなにネームバリューがあっても実力が衰えている選手に価値は見いだしません。そういった選手は置いておくだけでマイナスと判断します」とは、前出の友成氏だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八角理事長が明かした3大関のそれぞれの課題とは? 豊昇龍3敗目で今場所の綱とりほぼ絶望的

  2. 2

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係

  3. 3

    元DeNAバウアーやらかし炎上した不謹慎投稿の中身…たびたびの“舌禍”で日米ともにソッポ?

  4. 4

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    フジテレビ顧問弁護士・菊間千乃氏に何が?「羽鳥慎一モーニングショー」急きょ出演取りやめの波紋

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    菊間千乃は元女子アナ勝ち組No.1! フジテレビ退社→弁護士→4社で社外取締役の波瀾万丈

  4. 9

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  5. 10

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も