川淵三郎氏は官邸にハシゴ外され…“後任指名”1日でパア

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 自民党のなかにはペラペラと“後継指名”の舞台裏を明かす態度を苦々しく思っていた議員もいたという。

「もともと、川淵さんはスポットライトを浴びるのが大好きな人。メディアに注目されてうれしかったのでしょう。『森会長から“後をお任せするのは、川淵さんしかない”と単刀直入な感じだったな』『菅さんは、もっと若い人を、女性はいないか、と言ったそうだ』などと、ペラペラとしゃべっていた。あれでは、自分から“森傀儡です”“密室人事です”と暴露するようなもの。川淵さんが黙っていれば、密室人事という批判が出ることもなかった。人事が白紙になったのは、自業自得です」(自民党事情通)

 12日夜、記者団に「僕の対応が悪かった」「あたかも自分が新会長になったかのような」「報道の皆さんには、できるだけサービスしてしゃべったほうがいいという習性が残っていた」と、反省の弁を口にした川淵相談役。ピエロを演じた格好である。

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