ルーキー佐藤輝もプロ初の途中交代…阪神選手を襲う故障禍

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 ケガ人が目立ち始める中、阪神周辺からは「練習量は他球団よりも少ない。ザル守備を改善するためにも、選手をガンガン追い込むべき」との声も聞かれるが、阪神OBはこう指摘する。

「井上に関しては、履正社高2年時の秋に右膝蓋腱炎で手術を経験している。負傷箇所は反対側の左膝だが、両膝は連動しているだけに、今後が心配です。井上は外野手だし、いくら選手を鍛えるといっても、ケガをしたら本末転倒。指導者はその前にストップをかけないといけない。中日監督時代の落合博満さんも二遊間のアライバコンビや三塁手の森野を長時間ノックで鍛えましたが、決してケガをさせなかった」

 ちなみに佐藤はこれまで一度も「デスノック」を受けていないという。期待のルーキーだけに無理は禁物だ。

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