いくら佐藤が打っても…今季の阪神は“お騒がせエース”次第

マウンド上では頼りになるが…（Ｃ）共同通信社

「左腕の高橋が故障で開幕に間に合わないのが痛い。ソフトバンク戦では失点にはつながらなかったものの、糸原が二塁守備でベースカバーが遅れたり、糸井が走塁でボーンヘッドを犯すなど、悪い意味での阪神らしさも相変わらず。今季もミスで自滅する試合が少なくないだろう。リーグ２連覇中のライバル巨人はソツのない野球をする。巨人を倒して優勝するには西勇がフル回転し、１５勝するくらい大活躍することが不可欠でしょう」

　この日は昨年まで日本シリーズ４連覇中の強敵相手に、佐藤輝が初回に先制の左翼本塁打を放つと、２番手で登板した藤浪も４回無失点と好投。明るい材料が多かったが、なんだかんだ言っても阪神は、「お騒がせエース」の活躍に命運がかかっているようだ。