G貧打に原監督耐えられるか 解消に囁かれる得意のトレード

公開日: 更新日:

 そこで浮上するのが、トレードである。13日に決勝弾を放った広岡や香月といったトレード加入選手がいぶし銀の働きを見せている。昨季楽天で開幕二軍だったウィーラーは、巨人にトレード移籍して重宝される。今季の開幕当初は、貧打線の中で打撃好調。日本球界が長い(7年目)助っ人は頼りになることを証明している。

 さる球界関係者がこう言った。

「『二の矢、三の矢』と早めに手を打ってくるのが原監督。巨人は実績があって二軍でくすぶっている大物や有望な若手らを幅広く調査しています。この日、隔離が明けて二軍練習に合流したソフトバンクウラディミール・バレンティン(36)が候補との情報もあります」

 層が厚いソフトバンクでバレンティンは完全に余剰戦力だ。昨季は打率・168。日本シリーズでも出番はなかった。36歳で年俸5億円。他球団ならとても手を出せないが、助っ人であふれ返る巨人において、外国人枠ではなく、「日本人扱い」というのはおいしい。9年間ヤクルトに在籍していたため、セの投手に慣れているというメリットもある。期待の新顔2人が打てばいいが、揃ってコケるようなら、最後の救世主はこの男だともっぱらだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値