松山Vがプロ野球にも波紋 大物に「巨人より米国」加速必至

公開日: 更新日:

 アジア人初のマスターズ制覇を成し遂げた松山英樹の偉業は、日本プロ野球界にも波紋を広げそうだ。

 優勝後のインタビューで、米ツアーに挑戦する若い選手は増えるかと聞かれた松山は、「野球ではダルビッシュさん(パドレス)や前田健太さん(ツインズ)、大谷君(エンゼルス)とかがいるけど、ゴルフは今は僕しかいない。自分がもっと活躍したら、僕を目指してやってくれる子が増えるんじゃないか」と答えたことに、メジャーリーガーたちが呼応。この日、移籍後初勝利を挙げたダルビッシュが「おかげさまで今日の試合、気持ち入りました」とSNSでメッセージを送れば、前田も「名前を出して頂きとても嬉しい」(原文まま)と自身のツイッターにつづった。松山と面識のある巨人の菅野も「日本人の誇り。大変なプレッシャーだったと思いますが、それを乗り越える技術、精神力、全てのアスリートが勇気をもらったと思います」とコメント。今オフに再びメジャー挑戦の可能性があるだけに、大いに刺激を受けた様子である。

 そういえば、巨人の今村球団社長は日刊ゲンダイにこう語っていた。

「今のヒーローの条件は『世界』というキーワードが外せません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇