大谷の守備は今後も増える エ軍は外野たった3人の緊急事態

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 投打の二刀流による外野守備は不測の事態から実現したものだが、大谷は今後も外野の守備機会がありそう。投手陣が脆弱で大敗する要素があるうえ、外野陣は開幕から故障者が続出しているからだ。

 主砲トラウトは死球による打撲で軽症だが、右翼のファウラーは10日のブルージェイズ戦で左膝前十字靱帯断裂で今季絶望。控え外野手のレガレスも14日に左太腿を痛めて負傷者リスト(IL)入りした。25日の時点で、外野手として登録されているのは3人のみ。手薄な外野を補うため、今季は一塁に固定する方針だった5番ウォルシュを昨季までの右翼に戻す苦肉の策を強いられている。

 開幕ロースターから漏れた若手にしても、目ぼしい外野手が不在。大谷は緊急時に備えて契約するスポーツ用品メーカーに外野手用グラブを発注した方がよさそうだ。

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