巨人・原監督ご乱心…不可解采配と選手名指し批判にOB苦言

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 巨人ドラフト1位ルーキー平内龍太(22=亜大)が17日、登録を抹消された。

 16日の阪神戦で2―2の四回から2番手として登板。いきなり四球を与えると陽川に勝ち越しの2ランを被弾した。その後、2死二塁で近本にタイムリーを打たれて降板。3分の2回を3安打4失点でプロ初黒星を喫した。原監督は「簡単にフォアボール、ホームラン。自分の役割というのは分かっているはず。今日は寝られないぐらい悔しがらないといけない」と手厳しいコメントを残していた。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言った。

「新人の平内をとやかく言う前に、原監督はなぜ2失点の先発・今村を三回でマウンドから降ろしたのか。試合後に『流れを変えたかったけど、うまく機能しなかった』と説明していたが、今村と高橋の2人は開幕からローテを守っている。エース菅野を故障で欠く中、3回2失点であっさり降板させてしまっては、先発として独り立ちするものもしないでしょう。今はリリーフ陣も苦しい。今村にアクシデントが発生したわけでないなら不可解な交代に映りました」

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