ロハス初HRも二軍落ち危機…見切り早い阪神は我慢できるか

ようやく当たりが出始めたロハス・ジュニアだが…（Ｃ）共同通信社

　16日の巨人戦前にはタイミングの取り方を変えるべく、ノーステップで打つ練習をし、17日には、休日返上で打ち込んだ。

「２冠を取ったものの、本来は中距離打者タイプ。全力疾走で内野安打をもぎ取ったり、打てないときは守備走塁でカバーしようとするところがロハスの良さと言えるでしょう」（室井氏）

　走攻守すべてで貢献しようという気持ちが強いだけに、試合に出続けてこそ生きる選手といっていい。

　阪神は、大金をドブに捨てないためにも、しばらく我慢強く使い続けた方がよさそうだ。