稀勢の里こだわり故郷・茨城で独立も…「遠方部屋」の吉凶
「通勤は片道1時間以上。渋滞が怖いので、基本的に電車移動となるでしょう。力士の心身に負担がかかるし、何よりコロナ禍が収まっても出稽古に行く相撲部屋が近場にないのは大きなネックです。近隣のつくばみらい市にあった立浪部屋も、そうした事情を踏まえて今月都内に移転した。千葉県松戸市にあった旧鳴戸部屋で育った荒磯親方も、それは承知しているはずなんですけどね。兄弟子の西岩親方(元関脇若の里)も、『国技館に近い方が力士のため』と浅草に部屋を構えた」(ある親方)
もちろん、荒磯親方なりの考えがあるのだろうが、果たして吉と出るか凶と出るか。