日本五輪代表は「コロナワクチン」打つも地獄打たずも地獄

公開日: 更新日:

 JOCはなるべく多くの選手が接種したという「数字」がほしいのか、1回だけでも受ければ効果はあるとアピールしている。

■ホスト国の選手が「打たないという選択肢はない」という空気が

 しかし、ワクチン有効率は2回接種の人が90%なのに対し、1回接種では50%まで下降するというデータもある。1回目の接種から体内に抗体ができるまで10日から約2週間かかるため、選手村に入る直前に1回目を受けても感染リスクは高い。

 そんな身体的な負担に加え、選手たちは精神的なストレスも抱えている。

「日本は開催国。接種は義務ではないが、『海外選手がワクチンを接種して来日するのに、ホスト国の選手が打たないという選択肢はない』という空気が漂い、『感染予防への責任感があるなら打ってくれるはず』というJOC側の無言の圧力を感じている者もいる。『副反応が怖いから打たない』とは、言いづらい雰囲気になっているようです」(大会関係者)

 巷では「選手の優先接種はおかしい」との声もある。五輪代表選手はワクチンを打つも地獄、打たずも地獄だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係