日本五輪代表は「コロナワクチン」打つも地獄打たずも地獄
JOCはなるべく多くの選手が接種したという「数字」がほしいのか、1回だけでも受ければ効果はあるとアピールしている。
■ホスト国の選手が「打たないという選択肢はない」という空気が
しかし、ワクチン有効率は2回接種の人が90%なのに対し、1回接種では50%まで下降するというデータもある。1回目の接種から体内に抗体ができるまで10日から約2週間かかるため、選手村に入る直前に1回目を受けても感染リスクは高い。
そんな身体的な負担に加え、選手たちは精神的なストレスも抱えている。
「日本は開催国。接種は義務ではないが、『海外選手がワクチンを接種して来日するのに、ホスト国の選手が打たないという選択肢はない』という空気が漂い、『感染予防への責任感があるなら打ってくれるはず』というJOC側の無言の圧力を感じている者もいる。『副反応が怖いから打たない』とは、言いづらい雰囲気になっているようです」(大会関係者)
巷では「選手の優先接種はおかしい」との声もある。五輪代表選手はワクチンを打つも地獄、打たずも地獄だ。