コロナで汲々の五輪アスリートを襲う殺人的猛暑…なでしこ高倉監督も頭痛でダウン
加えて、熱中症の問題も厄介だ。この日、日本全国の77地点で35度以上の猛暑日になったように、日本はこれから夏本番を迎える。プレーブックでは熱中症対策として「屋外では他者との距離を2メートル以上確保できる場合はマスクを外しても構いません」とあるが、日本の夏は高温多湿で、時に「殺人的猛暑」と言われる。
■コロナと熱中症は症状が酷似
しかも、コロナと熱中症の症状は、頭痛、発熱、倦怠感など類似しているものが多い。
「熱中症であっても、まずはコロナ感染を疑う必要があるでしょう。五輪出場に懸けてきたアスリートや監督、コーチは何が何でも試合に出たい。試合直前や当日に体調不良になったとしても、ドーピングに引っかからない解熱剤を飲むなどして、試合に出ようとする人もいるかもしれない」とは、ある競技団体OB。
やっぱりオリンピックなんてやっている場合じゃない。