女子バスケ史上初の銀 米プロ「WNBA」が付けた日本人選手の“値段”

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 今大会を通じた日本人選手のプレーは海外プロリーグの編成担当者も高く評価。米女子プロバスケのWNBAは出場選手トップの12.5アシスト(1試合平均)を記録したPG町田瑠唯(28)らを獲得リストに加えたといわれている。

 WNBAは高給取りが揃う男子のNBA(平均年俸約9億1000万円)には及ばないものの、女子のプロアスリートとしては決して待遇は悪くない。複数の米メディアによれば、今季の最高年俸は米国代表にも名を連ねたスー・バードら4人の約2500万円。同リーグの最低年俸は約650万円で、平均は1430万円だという。

「仮に町田や他の若手選手のオファーが最低年俸だとしても決して悪い話ではない。米国(5月~9月中旬)と日本(9月下旬~3月下旬)ではシーズンがかぶらないため、所属チームに籍を置いたままWNBAでプレーするのは可能だ。米国の大柄な選手とプレーすれば経験値も高まりメリットは少なくない」(Wリーグ関係者)

 日本女子の主力選手が米国で揉まれれば、レベルアップを期待できそうだが。

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