本塁王争いトップ大谷翔平に肉薄 ゲレーロJr.にぶら下がる「長期契約」のニンジン
メジャーではここ数年、有望な若手がFA権を取得する前に長期契約を交わすケースが増えている。今季開幕前にはダルビッシュの同僚であるパドレスのタティスJr.内野手(22)が「スーパー2」の対象になり、史上3番目の規模となる14年360億円の大型契約を交わした。
来年3月で23歳になる若手長距離砲がトリプルクラウンを手にすれば、今オフには資金力のあるブルージェイズから長期契約のオファーを受けるのは必至だ。
地元紙などによれば、ブ軍はゲレーロJr.の長打力に加え本職の一塁以外に三塁や外野もこなせる守備力を高く評価。今オフはタティスJr.に匹敵する総額390億円規模の契約を提示すると予想している。
大谷にとっては長期契約のニンジンがぶら下がるゲレーロJr.の追い上げは脅威だ。