「人をつなぐマラソン」の季節に…北秋田はなぜか好選手を輩出している
「調べると、面白い話がたくさん出てきます。例えば……」
■ジャズのレジェンド
57年に2度目のボストンを走った山田を現地で世話したのがジャズのレジェンド、秋吉敏子。前年にバークリー音楽院に留学し、数少ない日本人という縁だった。
マスコミ嫌いで堅物と言われた村尾が秋吉敏子のCDを聴いていると聞き、笑った。マラソンは人をつなぎながら人々を別世界へと誘うのだ。各地の大会がそろそろスタートする。