巨人は今年も即戦力投手“かき集め”ドラフト 5年で10人指名→戦力2人、成功確率たったの20%
■戦力になっているのは高橋と畠くらい
巨人が近年指名した大学・社会人の即戦力投手は、ほとんど戦力になっていない。
2020年ドラフト組では、勝ち星のない平内だけでなく、2位・山崎、4位・伊藤、6位・山本が今季、一軍デビューすらできていない。19年組では、2位・太田が故障もあって2年間で一軍登板ゼロ。18年1位・高橋こそ11勝(8敗)でリーグトップタイと左腕の柱になっているが、17年1位・鍬原も今季は一軍登板なし。16年は2位・畠が中継ぎとしてフル回転しているくらいで、3位・谷岡は育成から先日、自由契約となった。4位・池田はトレードで楽天に移籍。
ここ5年間の大学・社会人の即戦力投手10人のうち、今戦力になっているのは、高橋と畠くらい。成功確率は20%である。