ドラフトは西武の一人勝ち!大学No.1左腕・隅田はじめ「1位候補」3人を根こそぎ獲得
さらに2位指名の佐藤隼輔(筑波大)は、実力だけなら1位指名されてもおかしくなかった左腕。ドラフト直前の9月にケガをした影響で指名順位は下がったものの、「負傷がなければ複数球団の指名が競合していたかもしれない」とは前出のスカウトだ。
■有力左腕に「打てる捕手」
計算の立つ先発左腕がひとりもいない現状を打破できそうなばかりか、3位の古賀悠斗(中央大)は大学ナンバーワン捕手と評価する声も。二塁への送球は最速1秒7の強肩で、打撃にも定評がある。
「少なくとも捕手としてのインサイドワークは同じ西武の森よりも上。古賀も『打てる捕手』として期待されている」(在京球団スカウト)
4位指名の羽田慎之介(八王子高)は191センチの長身左腕。素材型として評価は高い。
今年のドラフトは上位指名で逸材を根こそぎ獲得した西武の一人勝ちか。