巨人エース菅野はCSファイナルS“フル回転”の覚悟 打倒ヤクルト「4勝」へ使い倒し

公開日: 更新日:

 巨人はエースと心中する――。

 10日、CSファイナルステージ(S)が開幕。3位巨人は敵地・神宮で1位ヤクルトと激突する。

 巨人のキーマンはエースの菅野智之(32)だ。11日の第2戦に先発予定。15日の第6戦までもつれた場合は、中3日でリリーフ要員としてベンチ入りするという。試合展開によっては、その前にも救援待機する可能性もありそうだ。

 前半戦は右肘の違和感などで4度の登録抹消を経験するなど、今季は6勝7敗と不本意な成績に終わった。しかし、シーズン終盤に復調。6日の阪神とのCSファーストS第1戦では98球を投げ、7回2安打無失点の好投を見せた。

 今季のヤクルト戦は4戦2勝、防御率0.39。戸郷は同5.32、メルセデスは同5.14、高橋は同4.88と、他の先発陣はヤクルト打線に打ち込まれており、菅野がフル回転するしかないのが実状である。

 そのエースも今季は右肘、2年前には腰を痛めている。阪神戦の好投は「期間が空いて(13日)体を休めることができた」と振り返っていた。いつ爆発するか分からない“古傷”を抱えているだけに、登板間隔が中4日に詰まる次回マウンドは不安も残る。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  2. 2

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  3. 3

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…

  3. 8

    日本にむしろ逆風…卓球王国中国で相次ぐトップ選手の世界ランキング離脱と進む世代交代

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    迷走するワークマン…プロ向けに回帰も業界では地位低下、業績回復には厳しい道のり