メジャーリーグでも珍しくない窃盗 桑田真澄氏もパイレーツ時代にグラブ盗まれる

公開日: 更新日:

 洋の東西を問わず、そう珍しい話ではない。

 同僚の私物を盗んだことが発覚し、24日にソフトバンクを自由契約となった古谷優人。球団OBの斉藤和巳氏は自身のインスタグラムで「色んなものを自ら手放しやがって。期待してた投手だけに…」と心情を吐露する一方、「この類の話はプロ野球の世界でも昔から噂を耳にする」と書いていた。

 球界における窃盗はたびたび話題になる。楽天巨人に在籍した元選手は2018年に、チームメートのユニホームなどを盗んでネットオークションで売却していたことが発覚。楽天時代から手癖が悪かったという。

 では海の向こう、メジャーリーグではどうなのか。メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「表沙汰になることはめったにないが」と、こう続ける。

「もっとも有名なものは02年のルーベン・リベラです。当時ヤンキースのクローザーだったマリアーノ・リベラのいとこで、この年にヤンキース傘下のマイナー球団と契約。マリアーノのいとこということもあってチームメートからも可愛がられていたが、ジーターのバットなどを盗んで売却したことがバレた。ナインも『ウチの守護神の顔に泥を塗った』と激怒し、ヤンキースからは永久追放となった」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…