小林陵侑が北京五輪「金」有力候補に 強みはジャンプの本場欧州でも結果を残す鈍感力
同紙では小林を2月に開幕する北京五輪の金メダル有力候補とし、ドイツナショナルチームのシュテファン・ホルンガッハーコーチが日本人ジャンパーの強みをこう分析している。
「欧州勢とは異なり、地元メディア、ファンからの重圧がなく、各国の言葉も通じないため、リラックスして大会に臨めるのだろう。風向きなどの悪条件にも対応できるのは、失敗を恐れず、思い切って飛べるからではないか」
欧州勢ほどのプレッシャーはないにせよ、今季の小林はスーツの規定違反による失格やコロナ感染など何かとアクシデントに見舞われながらも好調を維持している。北京五輪では日本中が金メダルを期待しているが、鈍感力も強みになりそうだ。