男子ジャンプ小林陵侑プロ転向なら稼ぎは“高梨超え”も 伝統の大会Vで臨時ボーナス1250万円
■絶対王者ストッフは全盛期に2億円の収入
W杯王者にしては低い金額だが、小林は億単位を稼ぐポテンシャルを秘めている。今季で70回目を迎える伝統あるジャンプ週間は本場欧州では五輪を上回る位置付け。スキー競技が盛んな各国では、ジャンプ週間を2度制覇した小林の知名度は本場の有力ジャンパーにも引けを取らない。欧州のトップ選手のように、小林がプロに転向すれば、スポーツ用品メーカーを筆頭にスポンサーに名乗りを上げる企業は少なくない。
五輪、世界選手権、W杯合わせて7個の金メダルを獲得し、男子ジャンプの絶対王者として知られるカミル・ストッフ(34=ポーランド)はスキー用品メーカーなど複数の企業とスポンサー契約を交わし、最盛期には賞金以外に2億円近い収入があったという。
日本のジャンパーでは女子の高梨沙羅(25)が年収1億円超で稼ぎ頭といわれる。欧州で根強い人気がある小林陵なら高梨超えも夢ではなさそうだ。