日ハムキャンプは選手の目の色が違う!新庄監督「横一線とチャンス複数回」が奮起の源泉
かと思えば、結果が出ていなくても使われ続ける選手もいる。外野手の松本剛(28)は初戦から1本も安打を打っていないが、それでも全3試合に出場している。
新庄監督は「オレもプロ野球選手してたから、こっから上がってくるだろうなって選手は分かる。キャッチャーフライだろうが、ショートフライだろうが、次ならイケるだろうなっていう選手を使っていく」と話しているが、失敗した選手を起用し続けるのは確固たる理由がある。
「新庄監督は『一度失敗しても、次もチャンスをあげたい』と言っているのです。中でも投手陣は顕著で、育成右腕の古川がいい例です。11日の阪神戦では1点リードの九回に登板して3安打1失点。でも、2日後の楽天戦の七回に出番をもらうと1イニングを3人でピシャリと抑えた。同じく11日の阪神戦で失点した福田にしても挽回の機会を与えられている。選手は失敗を恐れず、思い切ってプレーできる」(前出のOB)
あくまでも現時点での話だが、新庄監督のハンドリングはうまくいっているようだ。