新庄監督「香水」贈呈で巨人・原監督にお近づき…日ハムが狙うは元侍Jの強肩捕手
新庄監督にしても、ただ原監督に近づいたわけではなさそうだ。前出の関係者が続ける。
「日ハムは補強にあまりカネを使わないだけに戦力が薄い。昨年は暴力事件を起こした中田をトレードで巨人に受け入れてもらうなど、両球団はこれまでも友好関係だが、新庄監督としては、さらに強固な関係を築きたいでしょう。編成面の全権を持つ原監督とのパイプを持てば、トップ交渉でトレードが成立しやすくなる。日ハムは昨年12球団最多の123個も盗塁を許した捕手が弱点のひとつ。パの5球団にはすでにバレているだけに、是が非でも強肩の捕手が欲しいという事情があります」
そこで浮上するのが、巨人の元正捕手・小林誠司(32)だ。
「新型コロナウイルスにかかって出遅れていて、すでに今季の正捕手争いから外れているようです。ただ、元侍ジャパンの正捕手でもあるし、あの強肩はやっぱり魅力。イケメンでスター性もあるだけに新庄監督好みでしょう。年俸1億円の4年契約3年目というのがネックだが、金銭面さえクリアできれば、『使わないなら、ください』と素直に頼めるのが新庄監督です」
天真爛漫なようで実はしたたか。ビッグボスと原監督との友情トレードはいつ実現するか──。