笑顔のMLB開幕延期会見で大炎上…“舌禍癖”マンフレッド・コミッショナーの正体
メジャーリーガーはもちろん、全米のファンやメディアから袋だたきにされているのがMLB(大リーグ機構)のロブ・マンフレッド・コミッショナー(63)だ。
日本時間2日、選手会との交渉が決裂、開幕延期を発表する会見の席上で笑顔を見せると、選手、ファン、メディアから非難が殺到した。
「いま、なぜ笑えるのか理解できない」「野球が嫌いなのだろう」「辞めてくれ」と現役のメジャーリーガーたちがツイッターなどで次々と声を上げれば、米メディア「ジ・アスレチック」は「マンフレッドのよいところは、アストロズのサイン盗み問題が彼のもとで起きた最悪の出来事ではなくなったことだ」と皮肉タップリに報じた。
マンフレッドはもともと弁護士。1987年にMLB入り。2015年1月、コミッショナーに就任して以降、いくつもルールを変更しているものの、そのほとんどは時短に関するもの。申告敬遠、野手がマウンドに行く回数の制限、投手は最低3人に投げるなどの新たなルールを導入、試合のスピードアップを図りながら、19年以降は年々、試合時間が長くなっている。