大迫不在の大一番で三笘が2ゴール 森保監督には「踏ん切りをつける」契機となったのでは
日本代表が敵地でオーストラリア相手に2-0で勝利を収め、7大会連続のW杯出場を決めた。
最終予選の序盤は出遅れたが、4戦目のオーストラリア戦から上昇機運に乗り、6連勝でW杯チケットを手に入れた。
試合序盤から何度もチャンスを掴みながら決め切れず、攻め込まれて嫌な流れになりそうな時間帯もあった。それでもCB吉田、アンカーの遠藤を中心としたDF陣が踏ん張った。直近の5試合は無失点勝利。見事な戦いぶりだった。
最終予選を通して感じていることがある。吉田や長友らベテラン選手がメディアやサポーターからの批判をしっかりと受け止め、その上で「前を向いてファイトする」姿勢を中堅や若手の選手に見せ続け、これがチームを強くしていった。
29日のベトナム戦(埼スタ)1試合を残して自力でW杯出場を決めた森保監督、コーチ、スタッフ、もちろん選手諸君の奮闘に「おめでとう」という言葉を送りたい。
■W杯本大会を見据えて攻撃陣を再編成