大谷がボストンで不人気のナゼ? ルース以来103年ぶりリアル二刀流も地元ファンはソッポ
「大谷はともかく、ボストンではルースへの関心度が低いのでしょう」と大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう続ける。
「レッドソックスファンにとってルースは、移籍後に活躍した『ヤンキースの選手』という印象が強い。ルースよりも最後(1941年)の4割打者テッド・ウィリアムズをレジェンドに位置付けている。宿敵の主力選手だったルースに敬意を払うはずがなく、『ルースの呪い』の影響から86年も世界一から遠ざかっただけに、むしろ敵と捉えているファンが少なくないのです。ルースはトレードでの放出でしたが、2005年にFAでレ軍からヤ軍に移籍したジョニー・デーモンを目の敵にしたのと同じような感情を抱いているのではないか」
大谷はヤンキース戦で活躍した方がインパクトが強そうだ。
▽大谷の話「(ボストンでの登板は)初めてだったので、楽しみにはしてました。このシリーズの最後のゲームなので、勝って帰れるように、なんとかいいゲームができて良かったと思います」