大谷翔平は2年連続オールスター出場なるか? ファン投票は厳しいが選手間の組織票に期待
エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間27日のブルージェイズ戦に4勝目(2敗)をかけて「3番・DH」で先発登板。先頭打者にいきなり本塁打を許すなど5失点、3敗目を喫した。昨季終盤まで本塁打王を争ったブ軍の主砲ウラジミール・ゲレロ(23)とも昨年8月以来の顔合わせ。六回にレフトポール直撃の9号アーチを許した。
打者では打点1こそあげたが、2打数無安打1三振、1四球。8回ブルージェイズ4人目の右腕シンバ-との第4打席で代打を送られ退いた。
昨年は揃ってオールスターのア・リーグメンバーに名を連ねたが、今年は微妙だ。大リーグ公式サイトは26日、6月上旬の球宴(7月20日=ドジャースタジアム)ファン投票開始を前に、現時点での「MLBオールスターチーム」を掲載。全30球団から各ポジションごとに選手が1人ずつ選出され、DH部門には大谷ではなく、フィリーズ・ハーパー(打率.318、10本塁打、31打点)が選ばれた。外野が本職のハーパーは今季、右肘靱帯損傷で送球ができず、DHでの出場が続いている。MLB公式サイトの担当者は両リーグを通じてDHで最多の12本塁打を放っているアストロズ・アルバレスや大谷よりもハーパーの活躍が際立っていると判断したようだ。