大谷翔平は2年連続オールスター出場なるか? ファン投票は厳しいが選手間の組織票に期待

公開日: 更新日:

 今季の大谷は本塁打争いに出遅れたこともあり、昨年に比べて印象度は薄い。さらに同じア・リーグのDHにはアルバレスの他、ヤンキース・スタントン(11本塁打=リーグ4位)と強敵が揃う。大リーグのファン投票は前半戦の成績が反映されるケースが多く、人気選手であっても、結果が伴わなければ支持を得られない。依然として二刀流での注目度が高い大谷でも、現状では2年連続でのファン投票による選出は厳しいとみられているが、球宴メンバーに名を連ねる望みは残っている。

 選手間投票で、野手の控え選手や投手で選ばれる可能性はあるからだ。大谷は昨季、ベーブ・ルース以来の投打の二刀流が評価され、ア・リーグMVPに選出された。他球団の監督、コーチ、選手からは投打とも才能を高く評価されている。インターリーグでも対戦の少ないナ・リーグ球団の選手の間からは大谷との対戦を熱望したり、そのパフォーマンスを生で目にしたい、といった声が相次いでいる。

 大谷はファン投票で漏れても、選手間投票で支持が集まるのは必至。さらに機構推薦によって投手でも選ばれれば、2年連続での二刀流出場は可能だ。

 昨夏の球宴では1回を3者凡退で勝利投手になったものの、打っては2打数無安打に終わった。

 今夏のドジャースタジアムでは果たして──。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動