渋野日向子は8オーバーで全米女子OP予選落ち 「いいところなく」の原因は技術よりメンタル
「笑顔」が代名詞の渋野はスコアが悪くなると表情がガラリと変わる。気持ちが顔に出る、いわゆる「わかりやすいタイプ」だ。
そんな渋野にメンタルトレーナーの児玉光雄氏は4月7日付の日刊ゲンダイで次のようなアドバイスを送っている。
「渋野選手はバーディーを取ると笑顔だが、ボギーだとムスッとした表情になる。スコアに関係なく、カップインしたボールは自信満々に笑顔で拾い上げる。この演技を継続し、毅然とした態度で次のホールに向かえば気持ちをすぐに切り替えることができるようになる」
渋野は2020年のオフから大幅なスイング改造に取り組み、昨年は国内ツアーで優勝。今季は主戦場を米国へ移し、メジャー初戦のシェブロン選手権で4位になった。しかし、この時も単独トップから発進した3日目に77と大きく崩れ、優勝争いから脱落している。児玉氏はメンタルテクニックを身につけていれば「3日目の大崩れはなかったと思う」と言った。
渋野はスイング改造にかけた時間だけ、心の改善・強化にも取り組むべきだ。