大谷翔平に必要な“働き方改革”「疲労回復の手立てをしない限り復調しない」と評論家
77年ぶりの「偉業」もチームの勝利には結びつかなかった。
エンゼルス・大谷翔平(27)が日本時間3日、ヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手」のリアル二刀流で出場。しかし、投げては自己ワーストタイの3被弾を浴び、3回3分の0を4失点で4敗目(3勝)を喫し、打っては5打数1安打、2三振。初戦終了から約1時間半後の第2試合には「2番・DH」で3打数無安打に終わった。ダブルヘッダー第1試合に先発登板し、第2試合に野手で出場したのは、1945年のジミー・フォックス(フィリーズ)以来、77年ぶりの「快挙」だという。まさにリアル二刀流の勤務形態とはいえ、大谷が投打でパフォーマンスを発揮できなかったこともあり、チームはヤンキースに3タテを食らい、今季ワーストの8連敗である。
大谷が3被弾したことにマドン監督は「彼ら(ヤ軍)は球種を読むのに長けている。我々はもっと気をつけなければならない」と、クセを盗まれていると指摘した。これを伝え聞いた敵将ブーン監督は「私もそうだと思っている。引き続き、得意でありたいね」と明かした。