阪神ミエミエの“株主総会対策”補強…貧打解消へ元オリ野手ロドリゲス獲りの波紋
「ロッテがメジャーの元セーブ王のオスナを獲得したように、大物を取るというならまだしも、今回のロドリゲス獲得はチームにとってマイナスになりかねません」とは、放送関係者。
「ロドリゲスは20年にオリックスでプレー。7月末に左手首への死球で離脱したとはいえ、59試合出場、打率.218、6本塁打、25打点に終わった。何よりネックになりそうなのが守備です。ロドリゲスは一塁、三塁、外野が守れるとの触れ込みですが、マイナー時代に最も守備に就いた一塁は、オリックス在籍時に38試合出場で8失策。三塁守備に至ってはマイナー通算の守備率が.889とさらに酷い。外野は09年にデビューして以降、わずか8試合しか守っていません。守備がヘタでも巨人のウォーカー(打率.297、12本塁打、31打点=10日現在)くらい打てばまだしも、阪神は打撃同様に守備も課題。今季はチーム失策数が30とやや改善の兆しを見せているだけに、矢野監督も使いどころが難しいでしょう。そもそも助っ人野手の失敗が多いオリックスをクビになった選手ですし、過度な期待は禁物です」
ゴタゴタの火種にもなりかねない、との指摘もある。