これからの10年、サッカーの最前線で指導者として全力で働きたい
タイ代表監督就任という話があったら、全力で務める
ブリーラムで迎える2シーズン目は8月12日に開幕。13日にナコーンラーチャシーマーFCとアウェーで対戦する。石井監督は、タイリーグ連覇という目標に全身全霊を傾けながら、どんな未来予想図を描いているのか。
「ブリーラムユナイテッドで勝ち続けて今シーズンも優勝を果たし、タイサッカーのレベルアップに対する貢献が認められ、たとえばタイ代表監督就任という話がありましたら、全力で務めさせていただきたいと思います。もちろんJリーグでもう一度、監督を任されて優勝という結果を出したい気持ちもあります。65歳までは体力も気力も<今の55歳と同じレベル>を維持できると思っています。これからの10年、サッカーの最前線で指導者として全力で働きたいと思っています。プロの指導者を引退してからになるかも知れませんが、鹿嶋市に地元の皆さまと一緒に健康維持、健康増進の図れるスポーツ施設を作り、お世話になった鹿嶋市に少しでも恩返しをしたいという夢を持っています。これからもサッカー人・石井正忠の応援を何卒よろしくお願いいたします」(おわり)
(取材・文=絹見誠司/日刊ゲンダイ)