エンゼルス再建期間中の大谷翔平に課せられる「クラブハウスリーダー」の大役
「モチベーション(の維持は)難しいかなと思います」
日本時間4日のアスレチックス戦で7敗目を喫し、1918年のベーブ・ルース以来となる「2ケタ勝利と2ケタ本塁打」達成を逃したエンゼルス・大谷翔平(28)が偽らざる本音を漏らした。
チームは3日のトレードデッドラインまでに主力3選手を放出するファイアセールを敢行。ポストシーズン進出は諦め、来季を見据えた若手主体の編成に切り替えた。大谷にとって残りのシーズンは2年連続ア・リーグMVP、サイ・ヤング賞を目指すだけとなった。
大谷は「1勝がポストシーズンにつながる可能性が低いというのは厳しい」と話すが、再建モードに入ったチームで重要な役割が待っている。
ネビン監督代行は7月27日にMLBネットワークラジオの番組に出演した際、「彼以上にチームの勝利について考えている選手はいない。ショウヘイは私のところに来て『チームを良くするにはこういう点を改善しなければならない』と意見するんだ。すごいヤツだよ」と語っていた。