エンゼルス再建期間中の大谷翔平に課せられる「クラブハウスリーダー」の大役

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■若手主体のチームで28歳の大谷は年長の部類

 確かに大谷は自身のことだけでなく、周囲への気配りも忘れない。若手から投球や打撃技術に関して相談を持ち掛けられると、身ぶり手ぶりで惜しげもなく助言してきた。

 フィリーズに移籍した24歳のマーシュ外野手はチームを離れる際、「ショウヘイは一流のプロフェッショナル。彼から学んだことを生かしたいね」と大谷への感謝を口にしていた。

 今年7月に28回目の誕生日を迎えた大谷は、若手主体のチームにあって、年長の部類に入る。9月にはロースター枠が現行の26人から拡大され、マイナーから昇格した若手が試される。ミナシアンGMの方針である「トラウトと大谷中心のチーム」をつくるには枝葉となる若手の底上げが急務。シーズン終盤の大谷は、これまで以上に若手にアドバイスする機会が増えそうだ。

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