大谷翔平が味わう未体験ゾーン「9戦連続中5日」の吉凶…MVP、サイ・ヤング賞に近づけるか
エンゼルス・大谷翔平(28)が「もらい事故」に遭った。
■左足踏まれるアクシデント
日本時間8日のマリナーズ戦の三回1死二塁から、1番ウォードが左前打を放つと、二塁走者ゴセリンが本塁に突入。次打者大谷はゴセリンに指示を出すため、本塁後方に移動した際、ベースカバーに入った相手の先発左腕ゴンザレスと接触した。左足を踏まれたのか、苦悶の表情を浮かべながら打席に立つと、空振り三振に倒れた。五回の第3打席で3戦ぶり安打となる左前打を放ったが、左足を引きずりながら一塁ベースを駆け抜けた。この日は4打数1安打だった。
■今後は中5日で登板
その大谷は今後、投手として未体験ゾーンに突入する。フィル・ネビン監督代行は7日、1918年のベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの「2ケタ勝利と2ケタ本塁打」達成を目指す大谷の登板予定について言及。「中5日で投げてもらう。試合がない場合は、他の先発投手の順番を変更してでも、中5日のマウンドになる」と話した。