阪神ロドリゲス株急上昇! 熾烈な助っ人サバイバルで一歩リードのワケ
今季の阪神に在籍している助っ人は計8人。シーズンも残り40試合となり、残留争いが熾烈を極めている。
すでに2年契約最終年の左腕・チェンの退団が決定したが、ここにきて球団内外で評価を上げているのが6月下旬に途中入団した「虎のA・ロッド」ことロドリゲス(30)だという。
2020年にオリックスでプレーしたこの大砲助っ人は、7月22日に一軍昇格するや、代打出場した同日のDeNA戦で2点適時二塁打をマーク。ここまで12試合で打率.256、2本塁打、9打点とそれなりの成績を挙げている。
「変化球に弱点があるものの、単にブリブリ振り回すだけでなく、練習時からセンター方向へライナーを打とうという意識を持っているし、日本の投手についても研究熱心。一塁守備は決して褒められたものではないが、チームにも溶け込んでいるようです。マルテ、ロハスを含めた3人の助っ人野手の中で、ロドリゲスの評価が上がっているのは確か。マルテとロハスは契約更新が微妙になっている一方で、ロドリゲスの年俸は25万ドル(約3200万円)と格安。来季も阪神でプレーする可能性はあります」(阪神OB)
残留を確実にするためにはさらなる活躍が必要とはいえ、現時点ではこのロドリゲスが野手助っ人の1番手のようだ。