岡崎慎司シントトロイデン入りで期待高まる代表復帰 求められる“W杯ムードメーカー役”
現役「日本代表最多得点FW」の名前が取り沙汰されている。2010年南ア大会からW杯に連続3回出場、通算50得点の元日本代表FW岡崎慎司(36)のベルギー1部シントトロイデン入団が内定したからである。
英プレミア・レスター時代にクラブ初のリーグ優勝の原動力になるなど欧州最前線で活躍した岡崎だが、近年はスペイン2部でプレーすることが多く、昨季は2部カルタヘナで2ゴール・1アシスト。チームの完全構想外となって浪人生活を送っていたが、シントトロイデン所属の元日本代表MF香川真司(33)の紹介もあり、2週間前から練習に参加していた。
「14日に主軸FWの林大地(25)が左足故障。1カ月以上の離脱が確定。これが追い風となって入団という流れになった」(サッカー関係者)
これにニンマリしているのが、日本代表の森保一監督(53)である。前出の関係者がこう言う。「かねて森保さんは岡崎の決定力の高さを評価。新天地でゴールを重ね、好コンディションを維持できれば9月下旬に行われる欧州遠征メンバーに加え、そのままカタールW杯のメンバーに入れる可能性はある」