阪神戦力外候補の糸井嘉男 古巣日本ハムの新庄監督に“ラブコール”の怪情報
今季は開幕から主に代打としてプレーしていたが、打率.222、3本塁打、22打点と低迷。8月9日に登録抹消されて以降、二軍暮らしが続いている。
関東の球界OBが言う。
「19年に手術した左足首の状態は悪くなく、本人は現役続行を望んでいることは確か。まだまだやれる力はあるし、阪神でプレーするのが一番ですが、そんな中、古巣であり、かねて親交がある新庄監督率いる日本ハムにラブコールを送ったと聞きました」
■「破天荒なようで言っていることは刺さる」
糸井は日ハム時代、選手・新庄と3年間、同じ釜の飯を食った。糸井は当時、二軍暮らしで新庄監督との接点はほとんどなかったそうだが、昨年のキャンプでタレントだった新庄監督とテレビの企画で対談し、意気投合。「破天荒なようで言っていることは刺さる」と、尊敬の念を抱いているという。
「もっとも日ハムは、13年1月に糸井をオリックスへトレードしている。人気と実力を兼ね備えていた一方、性格にムラがあり、守備で気を抜いたりポカをしたりすることが問題視された。あれから10年が経ち、今はだいぶ丸くなったそうですけど、若手中心のチームづくりを進める中で40歳を越えたベテランを獲得する可能性は低い」(日ハムOB)
かつての上司である福良GMがいるオリックスへの復帰も選択肢に挙がりそうだが、5日のスポーツ各紙は糸井と球団が来季の進退について話し合いを行うと報じた。引き取り手がなければ引退の可能性もある。虎の超人の未来は見通しが悪そうだ。