水戸龍聖之は入門した部屋が悪かった? 天賦の才生かせず稽古嫌いに
さらに水戸龍は腰痛持ち。他の弟子が次々と部屋を去り、満足な稽古もできないとあって、本人も稽古嫌いになっていったという。コロナ禍の前でさえ、出稽古に行くことはほとんどなかった。
「今の水戸龍は素質だけで相撲を取っていると言っても過言ではない。それでも高校から相撲を始めながら、大学で素晴らしい実績を残していますからね。才能だけでいえば、天才も天才ですよ。だからこそ、別の部屋に入門していれば……と思わざるを得ません」(前出の関係者)
錦戸部屋が閉鎖となり、他の高砂一門の部屋に吸収されれば、再び素質に磨きをかけられそうだが……。
▽水戸龍聖之(みとりゅう・たかゆき)
●本名はバーサンスレン・トゥルボルド
●1994年4月、モンゴル・ウランバートル出身
●190センチ、197キロ
●最高位は現在
●スポーツ万能でモンゴル時代はスピードスケートで地区大会Vの経験がある。