ジャッジ“四球禍”で本塁打記録61本&打撃三冠に暗雲…大谷のMVPに土壇場で追い風
エンゼルス・大谷翔平(28)とア・リーグMVPを争うヤンキースのジャッジ(30)が足踏みである。ロジャー・マリス(ヤンキース)のア・リーグシーズン最多本塁打記録(61本)に王手をかけながら、日本時間28日のブルージェイズ戦終了まで7戦連続の不発。この間、31打席で12四球と歩かされるケースもぐっと増えてきた。
シーズン最多本塁打記録に加え、10年ぶりの打撃三冠がかかるジャッジは、相手バッテリーから今季最終戦まで勝負を避けられそうだ。
ヤ軍は、ワイルドカードでのポストシーズン進出の可能性を残すブルージェイズ、オリオールズとの対戦が続き、今季最終カードはジャッジが苦手とするレンジャーズ(対戦打率.200、0本塁打、0打点、2三振)と4連戦。ブ軍とオ軍がポストシーズンに進出するには、ヤ軍の主砲を封じ込めるしかない。両球団とも三冠を阻止するためにもジャッジとの勝負を避ける可能性もある。